'20 4月 映画/ドラマ/ラジオの話
4月に観たもの、聴いたものでよかったものの話です。
例によって感想が「面白かった」程度にしかなりませんが、その点はご容赦ください。
U-NEXTに入った
まず今月に入ってから配信サービスのU-NEXTに加入したため、引きこもり ではなくほぼふさぎ込みの日々がさらに加速、充実しています。下で紹介している映画もほとんどがU-NEXTで観たものです。(一部dtv)
配信サービスの中でかなりお高い(2000円超え)ので、これまでなかなか手がつけられなかったのですが、やはりその分ラインナップはかなり充実しています。いや〜楽しい。
映画ってちょっと気になるなと思ったものでも2時間費やすのか…合わなかったらどうしよう、など悩んでしまうためレンタルや都度の課金が少しハードルが高いんですよね(個人的に)。それで数年のうちでかなり我慢してきたものがあったので、今はストレスフリー。これまでネトフリ/アマプラ/Hulu/Paraviあたりは利用してきたのですが、映画でいうとU-NEXTが一番充実していると思います。
映画
ビューティー・インサイド
主人公の容姿が目覚めるたびに変わるという話ですが、韓国の映画ってこんなにお洒落なんだな…と思いました。洗面所のシーンでAesopが出てくると無条件にテンションが上がってしまう。最後に舞台がプラハに変わるのですが、それもよかった。
日本で一番悪い奴ら
自分が観る中ではなかなかハードな内容、というか映像だった。でも何よりこれが実話に基づいた映画というところが面白い、というか考えさせられる。悪い人って本当にたくさんいるんだなと…
幸せなひとりぼっち
スウェーデンの映画。北欧の映画って、おうちの内装が大体お洒落、というイメージで今回もそうでした。主人公とかつての親友ルネの不仲になった理由に微笑んでしまった。最後は予想通り幸せな気持ちの涙が流れました…(私)
怒り
劇中音楽は坂本龍一が担当!豪華出演陣集結で話題の映画『怒り』予告編
最近で一番印象的な映画。内容は重くて、残酷なシーンもあるので飛ばしながら観たのですが妻夫木聡・綾野剛カップルのシーンが何というか、とても印象的で何度も思い返している。「信じてくれて、ありがとう」というとこ…切ない。月の明かりで少し潤んだ目が光る綾野剛が良かった。
スワロウテイル
綾野剛が強く影響を受けたと挙げているらしいので観ました。日本語/中国語/英語が混ざるところがなぜだか少々心地よい。後半かなり良い味を出す()渡部篤郎がすごく色っぽかった。あと主人公役の伊藤歩さん、こんなにすごい役をされていたのか…となりました。
リップヴァンウィンクルの花嫁
岩井作品。綾野剛が本当にコロコロ姿を変えていく。主人公の黒木華以外ほとんど、いや彼女含めよく掴めないキャラクターばかりで全体的に漂う不思議な雰囲気。でも最終的に穏やかに終わりました。
湯を沸かすほどの熱い愛
杉咲花ってすごい女優だ…となった。最後の数分間、もしや、と思ってやはり、となりました。(?)少し調べてみるとエンディングが物議を醸したそうですが、私的にはまぁそうなるよね、と思いました。
ドラマ
空飛ぶ広報室
航空自衛隊員とTVディレクターのお話。完全にコウノドリの影響で綾野剛が気になり、おそらく彼の出演作の中でトップレベルに穏やかで人当たりの良い役柄であるこの「空井さん」にたどり着きました。
キュンキュンあり、知らなかった世界を知る面白さあり、豪華な俳優陣を見る楽しさあり、とても良かった。あまりにハマりすぎて3周ぐらいしてしまいました。観てない人には全力でオススメしたい…
7話終わりで「グダグダ考えるのやめにしました、僕が飲みに行きたいから誘います」ってところから8話までがとっても好きでキュンとして、見る度にぎゃ〜〜〜!となっています(白目)
綾野剛かっこいい、ガッキー可愛い、でとにかく良いドラマでしたね…ストーリーももちろん面白かった。もっと早く出会いたかった。そして自衛官やその界隈に勤める男性とお付き合い、結婚した友人に会って話がしたくなりました。
おっさんずラブ2
「1の方が断然面白いよ」と言われていたので後回しになっていたおっさんずラブの続編。確かにその通りではありましたが、これもこれでかなり爆笑しました。手際よくご飯を作っている男性を見るのが好きなので四宮さんがタイプだったかな〜…
6話で吉田鋼太郎と千葉雄大(役名で言いな…)が「俺たちの利害は一致してるんじゃないか?」となるところが面白くて好きでしたね。あと前から思っていたけれど、田中圭はほんとあざといですね…(だから春田って言いな…)
ラジオ
在宅勤務でラジオを聴くのがまぁ捗ること。個人的にはあまり邪魔にならないので、音楽を聴くよりも心地よく仕事ができます。
最近はこの辺りを聴きました。
どれも良かった…。どこかで読んだか聞いたかしましたが、ラジオってパーソナリティのことを"好きになりやすい"、らしく本当にその通りだなと。話し方や話すエピソード、スタッフとの関係性など、良くも悪くもラジオならではで分かることがあり。勝手に流れていたから聴く、というよりはリスナーが自ら選んで聴いている方が多いと思うのできっとパーソナリティも素を出しやすいんでしょうね。
星野さんのは、本当に毎度心底くだらない内容が多いのですが星野さんご自身で「バカじゃないの!!!」と言ってくれるのでそれを聞けるのが楽しい。私も聴きながら毎週「バカじゃないの!!!」って言ってます。
松岡茉優ちゃんのは、今月から始まったのですが最近はお家収録で、色んな音を聴かせてくれます。先週はダルゴナコーヒーなるものを淹れておられました。来週はリスナーと一緒に「漬け丼」を作ろうと持ちかけてくれています。言葉一つ一つの選び方に聡明な人だな、と感じつつ少しポワンとしてフレンドリーな俳優、という感じもあって彼女のラジオもとてもおすすめ。
マサムネさんのは先週映画音楽を特集されていて、これとても良かったです…。BTTFやシング・ストリートといった自分の大好きな映画の話が出て「うそ!!!」となっていました。マサムネさんって「自分のこと"僕"って言いそうだけど実は"俺"」タイプの人なんですよ、あと曲のエピソードで「昔女の子と映画を観に行って〜、あ、でもデートじゃなかったんだけど」なんて話していて、なんだかニコニコしちゃいました。(さりげなくモテ男なところがにじみ出ている)
在宅勤務がなくなってしまえば、ここまでラジオに時間を費やすこともなくなってしまいそうなので少し寂しい。電車移動中は音楽+読書がお決まりなので…
といった感じで、色々盛りだくさんな4月でした。
正直、もうちょっと色々観たり聴いたりしたものもありましたが割愛。
最近は色々と心がくたびれてしまって、SNSと距離を置いてみたり、友人とも少し離れてみたりしているのですがその分エンタメやカルチャーに傾倒しています。まだまだ面白いものがたくさんある。
排他的になって他人を傷付けていないことを祈りますが、どうにか私は自分が熱くなれるものに助けられ、心身を保っています。本当にふさぎ込みといった感じで、殻にこもったカタツムリ感がありますが。早く夏よ来い〜
最後に私の心の栄養、スピッツから好きな曲を貼っておきます。
透明感、切なさ、物語感、すっと心に染み込みます、ありがとう…
"眠りにつくまでそばにいてほしいだけさ" "見てないときは自由でいい"…あまりに素敵すぎやしません?
おしまい